作家略歴その1
神岡 学 神岡 衣絵

1964年

8月の終わり、新潟県上越市(旧高田市)に頼りなき長男として生まれる。

1969年

幼稚園に入園。給食のスパゲッティが多すぎて食べきれず、 先生の目を盗んで園児バックに流し入れ、そのまま持ち帰る。

1971年

ランドセルが歩いているように見えるほど小さな体で小学校へ。田圃と空き地が遊び場。テレビと図鑑が大好き。暇があれば怪獣の絵を描く。

1977年

中学での授業はちんぷんかんぷん。運動も嫌いなため、空想の世界へ。(ぼーっとするだけ)

1980年

周りを田圃に囲まれた高校へ、片道8キロの自転車通学。相変わらず学習にはやる気がでず、のんびりとした高校生活。

1981年

2度目の恋。当時の日記(雑誌なかよしの付録・スパンク柄) には「初めてラブレターを書く」と記されているものの、次ページからは白紙。恋の行方は、推して知るべし。

1983年

受験勉強などとうてい考えられず、そのままの自分を生かせそうな東洋美術学校へ入学。上京、ひとり暮らし、木造アパート、自炊、安酒、アルバイト。まさに青春。

1987年

株式会社ミドリにデザイナーとして入社。文具という商品に付加価値を求め、日々おもしろ文具の企画とデザインに努める。

1990年

結婚が決まっていたにもかかわらず、ミドリを退社。夢職となり、創作活動にはいる。

1966年

12月の寒い朝、東京都上野に生まれる。3姉妹の長女として、ちゃきちゃきと育つ。

1969年

街頭スカウトされ子供服のCMに出るも、TV映りが悪くその後は地味に暮らす。

1971年

健康優良幼児に選ばれる。現在に至るまで、体形に変化なし。

1977年

小学校から見に行った子供ミュージカル『モモと時間泥棒』で劇団四季と出会い、衝撃を受ける。

1979年

中学校入学を期に演劇部に入り、その後高校卒業まで6年間演劇三昧の日々を送る。バイブルは『ガラスの仮面』

1985年

東洋美術学校入学。同校4年制コースに学が在学中も、かなりの『学内有名人』であったにもかかわらず知らずに2年間を過ごす。

1986年

就職試験で、学と初遭遇。試験会場を去り際、「それでは皆さん、ご縁があったらまた会いましょう!」というセリフを残してゆく学の後ろ姿に、正直、びびる。

1987年

株式会社ミドリにデザイナーとして就職。「ご縁」があったらしく学と再会、同じ課の同じグループに配属される。

1988年

劇団四季「オペラ座の怪人」に出会い、はまる。キャスト、劇場が変わるたびに追いかけるようにして鑑賞。その数12回。今、あの12万円があったらとしみじみ思う。(2002年8月現在)

1991年12月 結婚。ゴールではなくスタートだと、悟る。

作者略歴その2 結婚後へ